理事長・施設長ブログ
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年頭の辞
新年のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。2024年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
日頃より、青葉台さくら苑へのご理解、ご協力を賜り心より感謝申し上げます。ご家族、地域の皆様、関係機関の皆様方のお力添えをもちまして、無事に新春を迎えました。誠にありがとうございます。
昨年、青葉台さくら苑は、衰えたとはいえ、新型コロナになお悩まされた年でした。感染法上の分類が5類となりましたが、高齢者が重症化しやすいことは変わりません。面会の制限解除には慎重にならざるを得ませんでした。世間ではパンデミックは終息したかのように普通の日常に戻りつつあります。ご利用者にとって家族や地域とのつながりは、心身ともに健康にお過ごしいただくために必要なことです。そのため感染症対策を徹底したうえで、少しずつ面会方法の緩和、地域との交流の機会を増やしてきました。
職員にとって、ご家族とお会いした時のご利用者の笑顔や、イベントに楽しそうに参加するご利用者の姿を見ることは格別です。こんなにうれしいことはありません。本年は、感染症対策に万全を期す体制を整えて、施設が日常を取り戻していくよう努めていきます。
さて、本年は辰年(竜年)です。実は、私と理事長は年男なのです。竜にまつわる故事成語やことわざはたくさんあります。例えば、『登竜門』という言葉があります。中国の黄河に「竜門」と呼ばれる激しい急流があり、「竜門を登ることができた鯉は竜になれる」という言い伝えによるものです。そのため中国では若者が官僚に認められることを出世への登竜門と呼んでいたようです。また、『竜頭蛇尾』とは、初めは勢いがあるが、終わりがふるわないことのたとえです。『画竜点睛を欠く』とは、最後の肝心の部分が抜けているために不完全な状態にあることをいいます。どちらもネガティブな意味合いですね。
ということで、本年の青葉台さくら苑は、竜頭蛇尾に終わることなく、また、画竜点睛を欠くことがないように努めてまいります。職員と一緒に竜門を登り、舞い上がる年にしてまいります。
末筆になりますが、皆様におかれましては、本年が素晴らしい年となりますことを心より祈念いたしまして、私からの年頭の挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和5年度を迎え
新年のごあいさつ
新年、あけましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、本年が素晴らしい一年となりますことを心より祈念いたします。年頭にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
青葉台さくら苑の施設長として、初めての元旦を迎えました。昨年を振り返りますと、7月に施設長就任した直後、大きな試練が訪れました。青葉台さくら苑初めての新型コロナ感染症クラスターが発生したのです。その後、収束しては再発生を繰り返し、結果、クラスターを4回経験することになりました。まさに怒涛のように過ぎた半年間でした。
しかし、私は、これを「試練」ではなく「佳境」であったと捉えています。なぜなら、この経験をポジティブに考えているからです。感染症対応を施設が一丸となり乗り越えたことで、職員の団結力が深まったこと。陽性者が多く発生した部署を他部署職員が手伝うことで、お互いの業務の大変さ、重要度を知ることができたこと。連絡、伝達、コミュニケーションなどにwebを活用することで業務の効率化が図れたこと。など、良い発見がたくさんあったのです。なによりも私にとっては、青葉台さくら苑の職員が、まじめで、前向きで、諦めずに考え抜く力をもっていることを知ったことは、大きな発見です。まだまだ力不足な私ではありますが、この仲間たちとであれば、どんな困難に直面しても「佳境」と捉え、一緒に乗り越えていけるという自信になりました。
「努力っていうのはただ頑張ることではない。夢や目標を実現するために必要なことをやり続けること」。元サッカー日本代表、本田圭佑さんの言葉です。私は「必要なことをやり続けること」という部分が胸に響きました。
令和5年、青葉台さくら苑職員一同、ご利用者、ご家族、そして地域の皆さまのために、必要なことをやり続けていきます!!
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。